31. 「ははっ、この海には人っ子一人いない。この場には私だけだ。つまりここで私が身を投げ出しても誰にも気づかれないまま魚の餌になれるというわけだ。最高じゃないか!これで私も何かの役に立てるというものだ。ははっ、ハハハハハハハハハハハハハ!」
32. 「え?これだけ?……マジで!?もっとできるでしょ?……はぁ、君はこんな実力で僕に歯向かったわけ?ねぇねぇねぇ!君は馬鹿なのかなぁ?……本当に何というか。……プッ、あははは、ハハハハハハハハハハハハハ。……まぁ、その能天気な頭でここまでこれたことだけは称賛してあげるよ。」
33. 「あれ?この花、どこにあったやつ?………そう、大切に育てた花の命を君は摘み取ったということだね?なら、僕が君の命を摘み取ってあげる。君も花の気持ちを味わうといいよ。アハハハハ!」
34. 「風船みたいに膨らんで、膨らんで破裂する、それって可愛いと思わない?懸命に膨らんだ後にパァンって。アハハハハ!だから君も膨らんでよ。そうしたらもっと可愛くなるからさ。」
35. 「感情の果てにある終焉の無。図らずしもそこに辿り着いてしまった訳だが………。この世は何の為にある?誰が必要としている?……要らない。私が消してしまおう。」
36. 「ちょろちょろ動かないでよ。ただでさえ小さい小動物が、余計目障りなんだよね。大人しくしないなら、捻りつぶすよ。」
37. 「馬鹿だねぇ、そんな問題すら解けないなんて。よくその頭でこの学校の入学試験通ったものだよ。裏口入学でもしたのかな?まぁ、その貧相な格好からしてそんな事できる財力なんてありそうも無いけれど?あはははははははは!!」
38. 「高笑い?いやいや、私はそんなことしてないよ。ただ、君のそんな無様な姿を見てると…ね?……ぷっ、ははっ、あはははははははは!!」