16. 「血が溢れてくる。あぁ、私はここで死ぬのか。………ははっ。アハハハハハハハハハ。残念だなぁ、残念だよ。この世を絶望に染め上げたかった。……じゃあ、この計画は次の世界で完成させるとするか。」
17. 「ほぅ?なんとなくこうなるかと思ってはいたが………。人生とは思い通りには進まないものだな。まぁいい、この計画が崩れたとしても私には次の計画がある。この世界を手に入れるのは、もう少し先になるが。またそれもこの世の運命だということ。さぁ、この世界が私の手に渡るのは果たしていつになるのやら。」
18. 「頑張れ?君はその無責任な言葉が時として人を苦しめていることに気づかないのかな?頑張っている人はこれ以上どう頑張ればいいのかな?ねぇ?ねぇねぇねぇ!早く教えてよ!早く早く早く!………あれ?あぁ、締めすぎちゃった。アハハハハハハハ………。まぁ、無責任なことしか言えない君は、死んでもしょうがないよね?」
19. 「私が求めている人間とは何か………。そう、君のような人間だよ。自分では何もできない、人から命令されたことしか行動できないダメ人間。そういう奴等は洗脳に掛けやすい、そして忠実な私の僕となるのだ。君もうれしいだろう?………あぁ、もう聞こえていないか。」
20. 「言葉を紡ごう。世界を変える魔法の言葉を。忘れ去られた生命を呼び覚まし、次の世界を創造しよう。闇を従え光を喰らう。混沌の果てにある幸福の世界を。さぁ、儀式を始めよう!」
21. 「朝?……もう朝か。時間感覚が無くなりつつある。研究に没頭しすぎるのも考えものだな。まぁ、この研究ももう少しで完成する訳だ。……ははっ。待っててくれ。もうすぐ会えるからな。」
22. 「枯れない花。まだ誰も見たことのない花。それを手にした時、この世界は私の物になるだろう。…さて、私が手にするのが先か、命尽き果てるのが先か。女神が微笑むのはどちらだろうか?」
23. 「安寧を求めるか、それとも混沌を求めるか。どちらを選ぶとしても私は構わないが、一つだけ言っておこう。安寧ばかり求めるものはすぐ腐る。その腐った人間が増えすぎたのがこの世界だ。故に私は混沌を求める。この世界は一度生まれ変わるべきなんだよ。」
24. 「この髑髏。一見ただの髑髏に見えるかもしれないが、誰のものだと思う?そう、そうなんだ!お嬢様のなれの果てなんだよ。素敵だろう?」
25. 「あぁ……もう次の年を迎えたのか………。はぁ、またくだらない一年を生きながらえるわけか。………そうだ!神社で私の事をお焚き上げしてもらおう!そうすれば天国へ行けるはずだ!」
26. 「やりたいことが無い?…そうか。それはそれは素晴らしい事だ。何故って?それは私の仕事が君のような人を探すことだからだよ。殺す為に…ね?やることが無いのなら死ねばいい。」
27. 「オタク……オタクね。その言葉で一括りにされるのは非常に頭に来る。私は一つのことに専念しているだけなのだよ。なぜ理解しない!このフィギュアの洗練された曲線美を!………そうか、理解できないか。ならば、貴様も磔にされてその余計な肉を削ぎ落とし、私の理想の曲線美になれば、この気持ちも理解できるだろう。」
28. 「アルパカって可愛いよね?あのもこもことした感じ。とーっても可愛いっ。……でもこの毛を刈り取ったらどうなるんだろうね?可愛いまんまなのかな?ねぇ、殺っちゃおうか?」
29. 「囚人達よ。ここから出たいと思わないかね?……そうだろう?出たいだろう?ならば私に付いてきなさい。君達を解放してあげよう。さぁ、この先をまっすぐ行けば出口だ。………あぁ、一つ言い忘れていたのだが、その先には凶暴な魔獣がうようよいるのだが………もう聞いていないか。さて、生き残るのは何人くらいなのかな?」
30. 「みたらし団子って三つの団子が串に刺さっててタレがかかってるよね?だから私も作ってみたんだ。ほらっ、生首三つを鉄パイプに刺して鮮血をかけたの。よかったら食べて?ほら、ね?」